五洋建設株式会社

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機電/機械(国内)の仕事

工事に欠かせない建設機械を設計。
現場を機械力で支援する

滝口 孝裕
Takahiro Takiguchi

土木部門 土木本部 船舶機械部
2007年入社/工学部 機械工学科 卒

CAREER PATH

2007年

東北支店 小波渡トンネル工事事務所

2010年

東京土木支店 高浜沖浚渫工事事務所

2012年

東京土木支店 浜川シールド工事事務所

2014年

現職

My Work
現在の仕事

現場ではさまざまな機械が活躍

建設機械というと、一般的に道路工事や建設工事で使用するバックホウ(ショベルカー)や、クレーンなどをイメージされるかと思います。ですが、実は想像以上にさまざまな機械が活躍しています。たとえば、トンネル工事で地盤を掘削するマシンや掘った土砂を外まで運ぶためのベルトコンベアもそうですし、水底の土砂を掘り取る浚渫ロボットや工事現場で発生した汚水や濁水を浄化する水処理設備、対象物の高さや距離を測定する測量機械など、数え上げたらきりがありません。しかも、今後は環境にやさしい機械や、安全面に配慮した無人化施工機械といった分野のニーズも高まっていくことが予想されています。

船舶機械部は、こういった建設機械や海上土木工事で使用する作業船の設計・開発・管理・現場支援を行う部署です。私はその中の機電グループ・機械担当として、現場で使用する各種船舶機械の設計や現場での運用支援・調整を行っています。また、工事の入札では機械を導入するときなどには、プロジェクトチームの一員となって、使用する機械の検討や設計に加わることもあります。

今や工事に欠かすことのできない建設機械を設計し、現場への導入支援を行うことで、現場でのモノづくりを支える――それが、五洋建設の機電職です。

Challenging
醍醐味と苦労

現場の施工条件に合った
機械を設計する

機械そのものの設計は、デスクの上だけでもできます。しかし、「機械は現場で使われて初めて、その価値を見出します」。当たり前のことですが、この言葉が持つ本当の意味を理解したのは、現部署へ異動してきてからでした。

現場によっては土質が軟弱で、重量のある機械は使用できないことがあります。そのため、機械を使用するために土台をコンクリートでつくることもありますが、その場合、コンクリート強度に関する知識がなくては対応できません。そもそも現場へと続く道路がせまいために、巨大な機械は搬入できないことだってあります。機械を分割して搬入できたとしても、それらを組み立てることのできる広いヤードがあるかどうかということも、考えて設計しなくてはいけません。

このように、建設現場で使用する機械を計画するには、現場の施工条件を把握して、機械を使用する上で何がリスクになり得るのかを判断できる目と知識が不可欠です。入社以来、山岳トンネル工事や湖、港湾での浚渫工事、都内でトンネルを掘るシールド工事など、さまざまな現場を経験してきたおかげで、ある程度、現場で使う機械のイメージを持つことができるため、これまでの経験が生きていると実感することは少なくありません。

しかし、10年にも満たない現場経験だけでは、すべてのリスクを洗い出せるほどの知識は培えません。鋼材の強度計算や船の安定計算など、機械の安全性を示す根拠となる計算の知識も、コンクリートや土質など土木工事に関する基礎知識もまだまだ不足しています。ですが、いつかは「機械のことなら滝口に」と信頼される人物となるように、日々研鑚を積んでいきたいと思っています。

One Day
私の一日

設計で行き詰まったとき、過去の図面を読み返すことでヒントを得ることがある。部署に所蔵されている過去図面や計算書は知識の宝庫だ。

機械メーカーと打ち合わせを行うこともある。

設計には、パソコンにインストールされている製図ソフトのCADを使うことが多い。

機械を導入した現場から電話で問い合わせ。それに迅速に対応するのも重要な業務。

Off Time
私のオフタイム

3カ月に1回ほど、伊豆や与論島などへダイビングに出かけます。美しい海中を散歩していると、気持ちがリセットされ、活力が湧いてきます。

「海の運動会」山形県鶴岡市で、トンネル工事をしていた際に、トンネル到達側、堅苔沢(かたのりさわ)で地域住民主催の海の運動会に参加。 何もないこの地に高速道路が通って、人がもっと来るようになるかと思うと喜ばしいと熱烈な歓迎を受ける。写真は船から船に手綱を張って手だけで渡るというもので、優勝者には賞品が用意されていたが、5mも行かずに海に落下。

お酒が好きで世界の色々なお酒を飲み比べています。一番好きなお酒はやっぱり日本酒、二番目はワイン。

Must Item
私の必需品

「ノギス」
長さ100分の5mm単位まで精密に測定できる測定器。ボルトの径や、鋼材の肉厚などを測る際に活躍している。

Episode
印象に残る出来事

長い人生をかけられる舞台、
それが仕事だと思います

大学生時代、何気なく見ていたテレビ番組に胸が詰まりました。濁った海に楽しそうに飛び込む海外の子供たちが映し出されていたのです。「もっときれいな海だったら、今以上にうれしそうな子供たちの笑顔が見られるのではないだろうか……」。このときの印象が強烈だったため、青く美しい海の写真を入社案内の表紙に使っていた五洋建設に巡りあったのだと言えます。いつか環境関連の工事を手掛けたいという思いは、今も失われていません。そして、その思いは自分を支えてくれているような気がします。

就職活動とは、今後40年という長い人生をかける舞台を選ぶ活動です。だから、そこには夢やロマンを求めるのも良いですが、辛いことがあっても自分を支えられる志や信念に近いものを見いだせる、そんな企業を選んでもらいたいと思います。

Message
動画メッセージ

動画再生

滝口より応募者の皆さまへ。(動画 0:28秒)
※内容はすべて取材当時のものです。

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培ってきた志は、今も私たちの "CORE" として活き続けています。

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