仕事環境を整え、
ものづくりの最前線を支える。
高嵜 亮平
Ryohei Takasaki
シンガポール営業所 PUB送水管工事事務所 兼 SPPAケーブルトンネル工事事務所
2008年入社/経済科学部 現代経済学科 卒
経営管理本部 事務部
若戸沈埋工事事務所
那覇ジャケット 兼 那覇下部工 兼 吉の浦工事事務所
シンガポール 地下鉄933工事事務所
現職
建物や橋、港湾施設の建設、海や河川の埋め立てなど、建設工事は、施工管理者や設計者、専門分野の職人さんら技術陣がいて成り立ちます。しかし、彼らだけで現場の運営を行えるかというと、決してそうではありません。経費の精算処理、協力会社への支払いや発注者への請求といった経理業務、工事現場内の安全管理や事務所で使用する備品の購入、来訪客の対応、近隣住民の方々との信頼関係づくりなどの総務・庶務業務を担う人材が必要となります。現場事務は、これら技術に関わる以外のことのすべてを担う立場にあります。
簿記や会計はもとより、労働法や安全衛生法、会社法、最近ではコンプライアンスが重視されていることから商取引の法律を調べたり、取引先の財務諸表を読んだりすることもあります。私はシンガポールに勤務しているので、シンガポールの法律を理解しておかなければなりませんし、英語の契約書を読み解く読解力も欠かせません。現地スタッフをマネジメントする立場にいるため、英会話力も必要です。
現場では、事務的な仕事を行う外国人スタッフが複数名います。赴任当初は言葉の問題もあり、自分の思いを理解してもらえず、仕事がうまくいかないこともありました。そのたびに意思疎通の難しさを感じました。現在では言葉の問題は解消されてきましたが、コミュニケーションは言葉だけではだめだと感じています。大切なのは、自分の考えをしっかり伝えようとする強い気持ちと、相手の話を真剣に聞く姿勢だと思います。また、相手が日本人でもそれは同じです。
現場事務所の運営の良し悪しは、我々事務チームの働きにかかっていると、私は感じています。「現場に関わる全ての人が、仕事に集中できる環境を整える」ということを意識し、私は日々仕事をしています。そしてこれが「ものづくりを支える」ことになるのだと思います。
外部との接点が多い現場事務だけに、毎日、大量のメールが届く。そのため、出社後、真っ先にメールの対応に追われることになる。
安全管理の担当スタッフと、現場全体の警備状況についてミーティング。
現場事務チームでミーティング。各自の業務進捗状況を報告して情報を共有し、今後の予定について再確認する。
契約関係のことについて、協力会社のスタッフと話し合う。現在の書式で特に問題はなさそうだった。
休日は、所属しているサッカーチームの練習や試合に参加。体を動かすことが好きで、フットサルを行うことも多い。
「メモ帳」
1ページに1週間分の予定が書き込めるため、パッと確認できて重宝している。入社以来、同じブランドの製品を使い続けている。
文系の私が、五洋に就職したきっかけは、大学OBから「事務でもカタチになる仕事に携われる」と聞いたからでした。それから4年後、初めて現場事務として九州の海底トンネルの現場へ赴任したとき、大学OBの言葉を実感することになります。
トンネル工事も終わりが近づいてきた頃、技術職の社員と一緒に発注者の立会検査を受ける機会がありました。トンネル内の検査ポイントを移動しながら一つひとつ発注者に説明し、質問に対しては技術社員と相談しながら答えていくという業務です。これを無事終えなければ、工事が次の段階へ進めないため、とても重要な検査です。プレッシャーを感じながら、すべての検査ポイントを回り終えたとき、「このトンネル工事に自分も携わった」という実感がふっとわいてきたのです。建設会社で働くことの面白さを初めて実感じた瞬間でした。
高嵜より応募者の皆さまへ。(動画 3:37秒)
※内容はすべて取材当時のものです。
シンガポールのご紹介《昼編》(動画 0:41秒)
海外赴任について。(動画 1:07秒)
シンガポールのご紹介《夜編》(動画 0:26秒)
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