五洋建設株式会社

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建築/構造設計(国内)の仕事

建物の安全性を確保する
構造設計を担う。

植木 理枝子
Rieko Ueki

建築設計部
2005年入社/工学研究科 地球総合工学専攻 修了

CAREER PATH

2005年

技術研究所

2013年

建築設計部

My Work
現在の仕事

建物に最適な構造を決め、造る

建築設計部は大きく意匠設計・構造設計・設備設計の3グループに分かれています。私が所属しているのは、建物の骨組みとなる柱や梁などの構造部材の検討を主に担当する構造設計グループです。お客様の要望、建物の敷地の地盤特性、建物の規模など、案件ごとに異なるさまざまな条件を勘案しながら、「RC(鉄筋コンクリート構造)で造るか、S(鉄骨構造)で造るか」、また、「杭基礎にするか、直接基礎にするか」など、その建物に適した構造を考え、構造計算を行います。

構造設計において最も重要なことは、建物の安全性の確保です。しかし、お客様のご要望通りのでは、安全性が確保できないケースもあります。たとえば、お客様が希望する意匠デザインをそのまま採用すると、建物の耐震性が損なわれてしまうなどです。そのような時、「なぜ、ご要望通りにできないのか」、「できること、できないこと」を、お客様に納得いただけるよう資料を作成した上で説明したり、代替案を提案するのも構造のプロとしての責任です。

現場での施工が始まると、建物が設計図通りに造られているか、現場でチェックする監理も行います。基礎工事、躯体工事から上棟に至るまでは、鉄筋の位置やピッチ、歪みがないかなど、配筋検査を行ったり、コンクリートの受入検査に立ち会うなど、現場にも足を運びます。上棟後は、現場に行く回数は少なくなりますが、竣工時には完了検査に立ち会います。躯体の状態だったものが完成した姿を見ると、「設計した建物がこのような形に仕上がるんだな」といつも感動を覚えます。

Challenging
醍醐味と苦労

一つとして同じ建物はない

入社後8年間、技術研究所で仕事をしていた私が、建築設計部に異動したのは2013年のこと。入社以来、新築の建物の構造設計も手がけたいと願っていた私にとって嬉しい転機となりました。そして設計部での2年目、大きなチャンスが訪れました。超高層免震マンションの施工の監理を担当することになったのです。それまで私が経験したことない大規模な物件で、また、超高層免震のRC(鉄筋コンクリート構造)を扱うのも初めてなら、建築部材を工場生産しておき、それらを現場でつなぎ合わせるプレキャスト工法も初めて。最初は不安が募りました。構造的な考え方や計算方法などの知見やスキルは、これまでの業務である程度経験していてものの、実際の施工となると机上検討の通りにはいかないところもあります。
たとえば、設計段階で、現場での納まり具合を予測してコンクリート部材の寸法を決めていても、複雑な形状のところでは、施工図レベルに落とし込むと、うまく納まらなかったり…。関係部署との打ち合わせの中で、初めて知ることも多く、勉強しながらの監理となりました。当時を振り返ると苦労は多かったと思いますが、とても貴重な体験ができたと思いますし、やり遂げたことで自信もつきました。

建物は一つひとつが異なり、その建物にしかない特徴が必ずあります。だからこそ、物件ごとに必ず新しい気づきや学びがあります。それが設計の苦労でもあり、醍醐味でもあります。その中で私が心がけているのは、意匠設計、設備設計と打ち合わせを綿密に行い、お互いの考え方に相違が無いよう徹底することです。そうすることで、設計のミスが減り、現場での施工がスムーズになると思います。

One Day
私の一日

一日の仕事の始まりはメールチェックから。スケジュールを見据えて優先度の高い順から対応。

意匠設計、設備設計のメンバーとは電話でも対面でも随時打ち合わせをしている。

現場に出かけて、検査を行ったり施工に関する打ち合わせをしたり。日によって内容はさまざま。

意匠や設備の変更点などを考え合わせながら、図面をチェックする。

Off Time
私のオフタイム

同期と行った、シンガポールでマリーナベイエリアでもひときわ目立つ五洋が建設したアートサイエンスミュージアム前にて。心身共にリフレッシュした旅でした。

まとまった休みには、海外旅行に出かけます。夫と行ったインドネシア旅行にて。

同期のランチ仲間と夜の部のショットです。

Must Item
私の必需品

「馴染みのノートとペン」
構造計算をしたり、設計のアイデアや情報を書き留めたりするとき必要なノートとペン。

Episode
印象に残る出来事

耐震補強の研究を深める

私は入社前から「実際の建物の耐震補強に関わりたい」という想いがありました。入社後は技術研究所に配属となり、引き続き耐震技術に関する研究を行いながら、専門家の立場で耐震補強の現場に立ち会う機会もありました。その研究や、現場を間近に見ることによって、専門性を極めてみたいという気持ちと、上司の勧めもあり、周りのサポートを得ながら研究を進め、2012年春に耐震補強のテーマで博士号を取得しました。
建築設計部においても、合間を縫って新しい技術や工法をチェックしています。専門性を活かして、ゆくゆくは、新技術や新工法を導入した新築物件を手がけてみたいと思っています。

Message
動画メッセージ

動画再生

植木より応募者の皆さまへ。(動画 5:15秒)
※内容はすべて取材当時のものです。

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