My Work
現在の仕事

事務職の幅広い仕事

現在、シンガポールで「センカン総合病院建築工事」と地下鉄の「トムソンライン地下鉄工事（T211）」という2つの大規模工事現場の工事事務所で、事務（アドミ）全般のとりまとめを行っています。経理、財務、法務、人事、総務、庶務など、技術以外の全ての業務を支えるのが現場事務の役割です。

例えば経理では、毎月の工事収支や、決算月の数字のとりまとめ、財務では工事の出来高に応じての支払いや入金の確認、法務では協力会社との契約文書の作成のサポート、問題が起こったときは弁護士に相談したりします。人事は採用です。シンガポールでは現場ごとに採用を行うことが多く、エンジニアの方々からの要望に応じて必要な人材の採用を行います。総務は主に福利厚生です。シンガポール人以外の外国人労働者が多いので、ビザや税金関係の申請などを行っています。

Challenging
醍醐味と苦労

学んだこと

シンガポールは、約70％が中華系、マレー系が約15％、インド系が約10％、残りがその他の国々、といったように多くの外国籍の人々が一緒に働く環境にあります。そんな異文化に囲まれた中で仕事をする上で、学んだことが2点あります。まず初めは、コミュニケーションの仕方です。しっかり相手の話を聞き、その上で自分の考えを伝える。日本のような“あいまいさ”は通用しません。例えば、日本なら物事を頼むときに、「早めにお願いします」といえば、＋αの対応してもらえることが多いですが、しかしシンガポールだけではなく、多くの諸外国では、期日を言わなければ後回しにされるし、明確な指示を出さなければ、満足いく対応がされません。何を期待し、何をして欲しいのかを、明確に伝える必要があるのです。

2つ目は、日本での経験・知識がとても重要だということです。現地は当然、英語ですが、事務的な判断は日本での知識・経験がベースになることが多くあります。日本で一つでも多く、経理、財務、法務などの仕事を経験し、学んでおくことが重要だと思いました。

Message
メッセージ

夢を諦めずに

私は大学時代、考古学を専攻し、フィールドワークでエジプトの地方の村で数カ月過ごしたことがあります。現地の人たちと一緒に物事を進めていくことに、とてもやり甲斐を感じました。その時の体験で、いつか途上国の発展に、現地の人と一緒に関わる仕事に就きたいと思いました。最初から建設業を目指していた訳ではありませんが、五洋建設に入社を決めたのも、海外で数多くのプロジェクトに関わる五洋で、いつの日か海外の発展に寄与できることを願ってのことです。

今、こうして自分がシンガポールの地にいられるのは、その強い想いを持ち続けたことと、当社がチャレンジをさせてくれる会社であったことだと思います。ぜひ皆さんも、自分なりの想いを持って、就職活動に臨んで下さい。

Message
動画メッセージ

森川より応募者の皆さまへ。（動画 4:50秒）
※内容はすべて取材当時のものです。

ローカルスタッフから見た森川（動画 2:59秒）
※内容はすべて取材当時のものです。