五洋建設株式会社

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土木/施工管理(海外)の仕事

建物に、使いやすさや快適さを。
電気・機械設備の設計から施工まで。
全てに最新の注意を。

志村 貴史
Takafumi Shimura

中国支店 呉市新庁舎建設工事事務所
2008年入社/工学部 建築学科 卒

CAREER PATH

2008年

東京建築支店 設備部

2009年

中国支店 建築部設備課

2013年

中国支店 呉市新庁舎建設工事事務所

My Work
現在の仕事

設備は建物の血管や臓器

広島県呉市は、五洋建設発祥の地です。現在私の担当している市役所新庁舎建設工事は非常に大きな現場です。

建物の基礎や構造体を骨や筋肉だとすれば、設備は血管や臓器です。五洋建設の設備職務には大きく電気と機械の2種類があります。私は主に電気設備担当として、施主や設計事務所との打ち合わせ、施工図面の検討のほか、電気工事会社など設備工事の実作業を行う協力会社と連携しながら現場管理を行っていますが、トイレなどの衛生機器や空調といった機械設備を見ることもあります。

電気設備に該当するものには、照明やコンセントなどの電気機器やLAN、電話といった通信機器、それらの制御システムなどさまざまなものがあります。今回の現場では市役所という用途上、議場内のマイクやスピーカーといった音響設備も含まれています。こういった電気設備の配線は、天井裏や壁の内側を通すことが多く、壁の厚さや天井裏の高さ、建物の梁の位置や形状など、さまざまな制約によって施工方法が変わってくるため、設計・施工に関する知識も欠かせません。私は入社以来、マンションや学校、大浴場、倉庫、プール、保育園、寺院、球場、役所など30以上の物件に関わってきましたが、すべて施工上の特徴は異なり、毎回新しい知識が求められました。多くの現場に関わり、常に新しい知識に触れることができる設備職の仕事に、やりがいを感じています。

呉市新庁舎建設:http://www.city.kure.lg.jp/kureinfo/info_tyousyakensetu.html

Challenging
醍醐味と苦労

図面どおりにはいかない難しさがある

建物全体の設計図面にも設備に関する指示は書かれていますが、それはざっくりいうと、部屋のどの位置に照明やコンセントなどをいくつ設置するか指示しているだけで、設備を設置するために天井裏にどの位置に配線を通す穴を開けて、混線しないようにおさめるかといった詳細な施工情報までは書かれていません。そのため、現場で工事するときは、設計図のほかに施工図というものを作成します。

ところが、現場は生き物であり、設備以外の工事で設計変更が発生することも少なくないため、事前に準備していた施工図どおりに工事をしてもおさまらない場合が多々あります。そのような場合、協力会社は勝手に工事をすすめられないので、私に相談してきます。現場へ駆けつけて確認し、その場で判断できることは迅速に手を打ちますが、壁に穴を開けなければならないなど、建物の強度に影響するような変更が発生するときは、構造設計の担当者や設計事務所と解決策を協議する必要があります。もちろん、一人で全てということではありません。先輩・上司のアドバイスのもと仕事を進めています。大変だと感じることもありますが、このような経験をしたことが、今後の糧になると感じています。

大勢の人たちの協働によって成り立っている建設現場では、一つ何かが起こると、そこから派生して考えるべきこと、決断すべきことが次々と出てきます。そのすべてに対処するのは容易なことではありません。それだけに、自らの判断で現場がスムーズに進んだと実感できたときの手応えは大きくなります。また、さまざまな人と接するのも楽しさの一つです。

One Day
私の一日

朝礼が終わったあとは、現場を一巡して配管のピッチや仮設電気などをチェックして問題点がないか確かめていく。

呉市役所の設備担当者や協力会社のリーダーなどとの打ち合わせも、工事をスムーズに進めるためには必須の業務。

翌日取り掛かる施工図をチェック。あらためて仕様書などを見ながら、齟齬や抜けがないか確かめていく。

協力会社の人と一緒に現場を巡回。疑問点などを解消していく。

Off Time
私のオフタイム

4年前から始めたゴルフ。職場の人たちと出かけてリフレッシュしています。コースに出るのは、3カ月に1回程度。

Must Item
私の必需品

「色鉛筆」
水まわりは水色で、排水関係は赤色でというように、施工図に色を付けることで、協力会社が図面を理解しやすいように配慮している。

Episode
印象に残る出来事

初めての物件

入社1年目、最初に担当した物件は、マンションでした。右も左も分からず、先輩や上司、協力会社の人たちに助けられながら何とかやり遂げられたというのが、正直なところです。ほぼ工事も終わり、あたりが夕暮れ時の薄暗さに包まれはじめた頃、共用部分の照明が点灯したときの様子は、今でもはっきり覚えています。

照明が点灯するのは工事も終わりが見えてきた頃なので、それまでの苦労を思い出して、もうすぐ完成するという喜びと、もう現場が終ってしまうという寂しさがない交ぜになったような、何ともいえない感情を味わいました。その後、どの物件についてもやり遂げたときは感慨深い思いがしますが、どこか切ないような複雑な感情を抱いたのは、最初のマンションだけのように思います。

Message
動画メッセージ

動画再生

志村より応募者の皆さまへ。(動画 1:19秒)
※内容はすべて取材当時のものです。

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培ってきた志は、今も私たちの "CORE" として活き続けています。

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