技術開発

当社は、良質な社会インフラと建築物の提供により社会に貢献することを目指して、DXの推進、GXの推進、レジリエンス(国土強靭化)の3領域を中心に技術開発を行っています。
サステナブルな建設事業活動の実践
DXを生産性向上等技術革新のための基盤と捉え、GXの領域では、持続可能な社会の実現に資する技術の開発、レジリエンスの領域では、施工技術の高度化等の開発に取り組んでいます。技術の深化を図るとともに、各部門の強みを活かす部門間連携やオープンイノベーションの推進により、新たな価値創出も目指しています。

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外部表彰の受賞
土木学会賞 技術賞、日建連表彰 土木賞をダブル受賞
「三ツ子島埠頭 第三桟橋新設工事」が、令和5年度土木学会賞において技術賞を、日建連表彰2024において土木賞を、受賞しました。
当工事は、国内最大の原塩ターミナルである三ツ子島埠頭において、産官学が協働で、国内では初となる大型ブロックによるプレキャスト桟橋構築技術を開発・実用化することで急速施工と経済性を両立したものです。貨物船大型化への対応と原塩の安定供給を確保するため、既設施設を供用しながら第三桟橋を建設する工事で、水深18mという大水深の場所に、長さ240m、幅30mという大規模桟橋を短工期で安全に、高品質で、しかも経済的に建設するという課題に対応しました。

海外建設協会OCAJIプロジェクト賞を受賞
一般社団法人海外建設協会では、日本の建設業の海外におけるプレゼンスを高め、継続的かつ安定的な海外活動の促進に寄与することを目的として、OCAJIプロジェクト賞を設けています。2024年度は、当社の、オフショアマリンセンター2(シンガポール)およびナカラ港開発T・U期工事(モザンビーク)の2つのプロジェクトが受賞しました。
オフショアマリンセンター2のプロジェクトでは、建設プロセスの統合と関係者の連携を目的としたデジタル技術活用(建設DX)が高く評価されました。ナカラ港開発のプロジェクトでは港の増深と岸壁の安定対策を行い、ナカラ回廊地域各国の発展と活性化に貢献しました。


