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土壌・地下水汚染修復
近年の環境保全に対する意識の高まりの中、重金属や揮発性有機化合物、ダイオキシン類また油類などによる土壌や地下水の汚染が顕在化するケースが増えつつあります。今後土地の取引や工場などの跡地利用において、汚染した土壌の修復は土地を所有するものにとって重要な課題です。
汚染土壌はその汚染形態がサイト毎に各々異なることから、効率よく修復するためには、土壌の調査・分析から対策の立案・施工、モニタリング、更には跡地利用の提案に至るまで、総合的な技術力が必要とされます。
五洋建設は、長年に渡る建設事業の経験と技術力を活かして、土壌汚染に関する調査からアフターケアまで、きめの細かいトータルエンジニアリングでお応えします。
調査・計画
対策はまずは現場の状況を確認することからはじまります。
汚染物質の種類により最適な調査計画を立案します。
- 資料等調査
資料などから汚染の可能性が高い範囲を推定します。 - 概況調査
表層土壌あるいは既設井戸の地下水調査により、汚染の平面分布状況を把握します。 - 詳細調査
ボーリング調査などにより汚染の三次元分布を把握し、対策範囲を決定します。
修復計画の立案
調査の結果から汚染の動向を予測するとともに、修復後の跡地利用も考慮した修復計画を立案します。
- 影響評価
3次元シミュレーション等により汚染の広がりを予測し、修復技術の効果を確認します。 - 室内確認実験
現地の土砂が入手可能であれば、トリータビリティテストを実施し効果の確認を行います。 - 修復計画の立案
修復効果、経済性を考慮した最適な修復計画を立案します。
修復工事
汚染物質、汚染形態に合わせた最適修復技術を選定し、周辺への環境保全に努めたクリーンな施工を行います。
- 修復工事
立案した計画に従って、修復作業を実施します。実施中は、定期的にモニタリングを行い浄化の効果を確認します。- 掘削、除去
- 封じ込め、不溶化
- 分解、浄化
- 環境保全
また修復工事の実施中は、環境モニタリングにより周辺環境への二次汚染拡散の防止に努めます。
油汚染土壌のバイオレメディエーション
モニタリング
修復後の汚染濃度の変化を調査し、修復状況を評価します。
修復後の跡地利用の相談も承ります。
- モニタリング
修復の効果を予測し、修復工法や地下水状況に沿った適切なモニタリングを行います。 - 修復後の跡地利用
環境や地域に十分配慮し、最適な跡地利用計画を立案いたします。
モニタリング(土壌ガス分析)
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