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HACCP対応施設
HACCP導入のためにゾーニング計画から動線・衛生管理計画、設計施工までをトータルにサポートします。
HACCPがめざすもの
HACCPの理念は、消費者の安全確保にあり、食品における以下の3点を確保することにあります。
1)異物混入の防止
2)微生物汚染の防止
3)化学物質混入の防止
HACCPとは、簡単に言えば製造過程における危害を分析し、重要管理点を決定して、その部分を常時監視し、これを常時記録する手法です。また、従来の手法との違いは、これまでのものが最終製品の検査が中心でしたが、HACCPでは原料から消費者にわたる全工程をカバーしており、食品製造から流通までが対象となっています。
食肉施設
病原菌O-157及びサルモレラ菌等に起因する食中毒防止のため、平成8年に食肉処理施設における衛生的な方法について法律の改正がされました。安全な食肉の供給確立を図ることを目的とします。
水産施設
閉鎖型施設
- 外周部からの密閉構造(鼠、鳥、虫の侵入防除)
- 水揚から出荷までのワンウェイ方式
- シートシャッター、ドックシェルターによる出荷時の機密性向上
- 冷蔵庫設置による時間外入荷、鮮度保持
- 室温管理による鮮度保持(将来対応)
水揚げ庇の拡張
- 鳥類飛来による汚染防止
- 漁獲物の防雨・防雪・遮光対策
殺菌海水の使用
- 場内使用水の殺菌
- 冷海水による品質保持
港外取水・排水方式
- 港内汚染の防止
- 港外取水による良質海水の取水
高床式セリ場
- 屋内・屋外運搬機器の分離
- 運搬トラックの乗り入れ禁止
- 徘徊性小動物の侵入防除
- 床レベルによるゾーニングの明確化
サニタリー施設の設置
- エアシャワー、手洗、長靴洗浄による人的危害の防除
- 天井ホースリールによる収納管理
容器洗浄施設の完備
- 水揚げ容器の衛生保持
- 専用室による洗浄汚染防止
水揚げの機械化
- フィッシャーポンプによる労働時間の短縮、省力化
- 魚体選別機による漁獲物規格化、付加価値向上
- 電動フォークリフト、ハンドリフターによるクリーン化、迅速な荷さばき作業