情報セキュリティ、個人情報保護、知的財産の管理

方針
当社は、「五洋建設グループ行動規範」(1-5)に次のように定め、情報セキュリティや個人情報保護、知的財産の管理を実践しています。
情報・資産の適切な管理と使用
当社グループ並びに他者の秘密情報、個人情報及び知的財産権を適切に管理、又は保全します。
会社資産、設備、及び備品等を適切に使用します。
また、個人情報保護方針を策定し、適正な管理を行っています。
個人情報保護方針はこちら
情報セキュリティ、個人情報保護
近年、サイバー攻撃はますます巧妙化・悪質化しており、個人情報や機密情報などの漏えいリスクは、企業活動における重大な経営課題となっています。お客様や取引先からお預かりした情報をはじめ、当社が保有するすべての情報資産を保護することは、企業が果たすべき極めて重要な社会的責務であり、当社では以下の取組みを推進し、情報セキュリティ体制の継続的な強化に努めています。
専門組織による対策強化
情報セキュリティ対策を専門的に推進・統括する専属チームを設置し、全社的なセキュリティレベルの向上を図っています。最新の情報セキュリティ脅威動向や技術動向を常に把握し、迅速かつ効果的な報告と対策を立案・実行する体制を構築しています。
パソコン利用基準、スマートデバイス利用基準、ウイルス対策基準など、情報セキュリティポリシーを定め、徹底しています。
2024年度の重大な情報事故はゼロ件でした。
従業員の意識向上と実践的な訓練
全役職員を対象に、eラーニング等による継続的なセキュリティ教育を毎年実施しています。また、巧妙化する標的型攻撃を想定した実践的な詐欺メール対応訓練を定期的に実施しています。これにより、従業員一人ひとりの情報セキュリティに対する意識と、インシデント発生時の対応能力向上を図っています。
先進技術による防御と監視
ファイアウォールや侵入検知システムなどによる先進的な多重防御を採用し、情報セキュリティに対する24時間365日の常時監視体制を構築しています。これにより、未知の脅威や高度なサイバー攻撃の早期検知と迅速な対応を可能とし、情報システム全体の防御力を大幅に強化しています。当社は、今後も内外の環境変化や新たな脅威に的確に対応するため、情報セキュリティ対策の定期的な見直しと強化を継続し、お客様、お取引先様、そして社会からの信頼に応えてまいります。
知的財産の管理
当社では知的財産を適切に管理することは、事業を展開していくうえで不可欠な活動と位置づけています。事業展開に必要とされる技術分野では、積極的に知的財産権の権利取得を推進しています。また、他者からの権利侵害については、必要に応じ関連法規に基づき対処することで当社の知的財産権の権利維持に努めるとともに、新規技術の開発にあたっては、第三者の知的財産権を尊重するため、適宜類似技術の調査をしています。
2024年度の取得状況
特許出願件数 46件 特許公開件数59件 特許登録件数 31件
主な内容:「地盤改良技術」「建設材料」「防災技術」「環境関連技術」「海洋構造物関連技術」「建築施工技術」
2025年3月31日現在の保有数
特許554件、実用新案 4件、意匠 8件、商標 82件の合計648件

