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カルシア改質土

概要

カルシア改質土は、軟弱な浚渫土とカルシア改質材(転炉系製鋼スラグを成分管理・粒度調整した材料)を混合した材料です。
カルシア改質材によって粘土・シルト分の多い軟弱な浚渫土を「カルシア改質土」として性状改善することで、浚渫土を処分することなく浅場、干潟、藻場などの造成材料や埋立材、中仕切り堤材として有効活用することが可能です。
当社では、ブルーカーボン・ブルーインフラ関連技術として、カルシア改質土を用いた浅場造成を行うことで、漁場の再生や藻場の創出を行っており、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)が認証する「Jブルークレジット発行証書」を受領しています。

  • カルシア改質土概念図カルシア改質土概念図
  • 浅場材活用イメージ浅場材活用イメージ

特長

軟弱な浚渫土の強度を改善

浚渫土に含まれるシリカやアルミナとカルシア改質材に含まれるf-CaOが水和固化してカルシウムシリケート系水和物カルシウムアルミネート水和物が形成されて固化します。


濁りの発生を抑制

浚渫土とカルシア改質材は混合直後にカルシア改質材の吸水作用により強度が増大し、濁りの発生が抑制されます。


底質の浄化効果

カルシア改質材の持つ、リン・硫化水素の吸着する性質により、赤潮や青潮の原因物質の溶出を抑制します。



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