このページは、ホーム
ソリューション・技術
技術一覧
土木技術
耐硫酸コンクリート MICガード100のページです。
耐硫酸コンクリート MICガード100
概要

下水道に使用されるコンクリートは、下水から発生した硫化水素と細菌の働きにより、コンクリート表面に硫酸が生成されるため、劣化することが知られています。また、国内での下水道トンネルの防食基準は、最も条件の厳しい硫化濃度 50ppm以上の部位で耐用年数10年のライニングの実施が 規定されています。そこで、五洋建設(株)はセメント20%高炉スラグ微粉末80%の結合材から構成され、コンクリート中の細孔を閉塞する特殊混和剤を使用した耐硫酸コンクリート「MIC※1ガード100」を開発しました。
※1 Micro-organism Induced Corrosion
特長
コンクリート自体が耐硫酸性を有し、高い防食効果を発揮
セメント20%と高炉スラグ80%のシンプルな結合剤の配合構成と特殊混和剤を用いることで低コストで高い耐久性を実現
一般的なコンクリートの1.5〜1.8倍程度の単価で耐硫酸コンクリートの製造が可能
二次製品等で使用されている抗菌コンクリート※2の単価は普通コンクリートの2倍以上
※2 表面での細菌の発生を抑えるために抗菌剤を添加したコンクリートコンクリート
高炉スラグを80%配合しているため、低炭素を実現
一般的なコンクリート配合
MICガード 100

下水道環境での促進試験結果(コンクリート表面)

