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GST工法

概要

GST工法は削孔中に三軸オーガ掘削機の錐先端のズレ量をリアルタイムに計測し、その結果に基づきコンピュータで削孔方向を自動制御することで、高精度に連続性のある柱列壁を構築します。硬質地盤においても先行削孔を必要としないため、従来工法に比べ工期・コスト面に優れています。
本工法は、五洋建設(株)、清水建設(株)、西松建設(株)、タナカ重機建設(株)の共同開発です。

特長

リアルタイム計測と削孔制御

三軸オーガ掘削機の錐先端に内蔵したストローク検知器により、リアルタイムに錐先端のズレ量を算定します。
錐軸下端に装備した電動ジャッキを作動させることで、削孔方向の修正を行います。


高精度の施工精度

従来工法では、応力材の建込み精度が1/150〜1/200程度であるのに対し、GST工法では1/300以上の掘削・建込み精度を確保できます。


工期・コストの低減

大深度や硬質地盤においては通常先行削孔を実施しますが、本工法では先行削孔を必要としませんので工期で約30%、コストで約15%の縮減が可能です。

関連リンク

ニュースリリース

2004年09月14日 高精度の柱列式地下連続壁工法を開発・実用化



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