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ワイドベースライン方式による水中測位システム

概要

わが国における海洋開発の必要性が高まる中で、沖合・大水深海域における海洋構造物の施工技術が重要な課題となっています。沖合・大水深海域の海洋構造物の工事は、厳しい施工条件の中で高い施工精度が求められます。このようなニーズに対応するため、五洋建設では、長年の港湾海洋工事で培った水中超音波計測技術を応用し、独自のワイドベースライン方式による水中測位システムを開発し、沖合約10km・水深約75mの海底における、人工湧昇流漁場造成工事に適用しました。

※技術評価・特許
国土交通省 NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号KTK-040007-A) 

→ 2014年10月 NETIS掲載期間終了

特長

高精度な海洋構造物の設置

海洋構造物を吊り下げた大型のクレーン船の回りに、GPSや超音波送受波器を搭載した測量船(3隻)を、深度に合わせて配置し、GPSにより受信された測位のデータと超音波測定装置によって得られた測距データを組み合わせることより、構造物に取り付けられた水中トランスポンダの位置を精度良く計測します。これにより、精度の高い海洋構造物の設置が可能となります。


誘導から設置に至るまでのトータルシステム

本方式は、誘導から設置に至るまでのトータルシステムであり、リアルタイムに表示されることにより施工管理へ即座にフィードバックさせます。


沖合・大水深海域における確実な機器・機材管理

水中トランスポンダの確実な回収および転用を可能とする装置です。船上より、切り離し装置部へ専用の超音波信号を送信し、切り離し装置部では、当信号を受信することにより、水中にてフック部を確実に切り離し、浮上させます。




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