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塩害抑制表面含浸材「T&C防食-塩害用-」のページです。
塩害抑制表面含浸材「T&C防食-塩害用-」
概要
「T&C防食-塩害用-」は硬化後のコンクリート表面に浸透性の高い無色透明の緻密化と撥水化を促す2種類の液体を塗布することで、コンクリート表面の外観を変えることなく浸透部を緻密化した上に、更に撥水性を付与することができるハイブリッド型の表面含浸材です。
2004年5月に建設技術審査証明を取得した表面含浸工法「T&C防食」(建設技術審査証明 第0403号)に使用していた材料の構成を改良し、特に塩化物イオンの侵入抑制効果を高めました。
※技術評価・特許
国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)登録技術
(登録番号HKK−110001-V)
→ 2017年11月 NETIS登録番号HKK−110001-VRへ変更
無処理 塩害イメージ
T&C防食-塩害用- 塩害イメージ
特長
高い塩害抑制効果
「T&C防食-塩害用-」は、緻密化と撥水化の2つの効果によってコンクリート内部への劣化因子の侵入を効果的に抑制することができます。遮塩性試験結果による試算で、塩害に対する耐久性を無処理に比べ3倍以上に向上できることを確認しました。
海洋環境下における施工性
海洋・港湾構造物へ塗布する場合、潮間の短期間で作業することも考えられます。「T&C防食-塩害用-」は、効果の発現が早くなるよう材料の配合設計を行っています。
安全性
港湾構造物に使用するためには、海洋への有害物質の溶出や、生物への悪影響が無いよう高い安全性が求められます。「T&C防食-塩害用-」は、JWWA Z 108「水道用資機材-進出試験方法」により水質に悪影響を及ぼさないことを確認しています。