ナローマルチビームを利用した測量システム

本システムは、従来の単素子音響測深器に替えて、ナローマルチビームソナーを使用し、指向性の鋭い超音波を扇状に送受信することにより1測線で水深の2〜7倍の幅の海底を一度に測量することができます。測量で収録したデータは、専用の処理プログラムにより水深図、鳥瞰図、断面図などで表示するため、的確に施工管理へフィードバックすることができます。

測量作業の効率化

1測線あたり水深の2倍〜7倍の幅を測量することができるため、測量回数の短縮化が図れます。

多様なニーズに応じたアウトプット

面的に高密度な海底地形データを生成できるため、断面図、水深図、および鳥瞰図などさまざまな形式で海底地形図を出力できます。

高精度な測量の実現

動揺計測装置を装備しているため、測量時における船体の動揺や高低差の影響を受けず、高精度な測量ができます。