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What's New

「低炭素性」と「資源循環性」を併せ持つ環境にやさしいコンクリート「CELBIC-RA」を初適用

2026年1月26日

五洋建設株式会社(社長 清水琢三)は、BFCCU研究会(当社(幹事会社)を含む13社の共同研究会)が開発したCELBIC-RA(セルビック アールエー)*1を、エクシオ府中技術センタ立体駐車場建設計画(発注者:エクシオグループ株式会社)の基礎に適用しました(写真-1、図-1)。

CELBIC-RAとは、結合材の70%を高炉スラグ微粉末に置き換えたCELBIC*22に、製造〜保管の工程を経て二酸化炭素(CO2)を吸収・固定した材料である再生骨材を使用した「低炭素性」と「資源循環性」を併せ持つ環境にやさしいコンクリートです。
CELBIC-RAは、再生骨材MまたはLを使用しますが、建築構造物に適用するために必要となる国土交通大臣認定を取得(MCON-4758および4759)しています。

本工事では、天然骨材のすべてを再生骨材Mに置き換えたCELBIC-RAを約1,100m3適用しました。CELBIC-RAを使用することの環境への効果を試算すると、CO2排出量を205t(図-2)、天然骨材の使用量を約2,000tそれぞれ削減することができました。また、副産物およびリサイクル材の使用量をコンクリート全体の質量に対する割合でみると87%となり、高い資源循環性を確保しました(図-3)。

五洋建設は、サプライチェーン全体のCO2排出量削減ならびに資源の有効活用に取り組んでいます。今後は、環境配慮性の高いコンクリートであるCELBIC-RAならびにCELBICの実現場での普及・展開に積極的に取り組み、サーキュラーエコノミーの実現ならびに2050年カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

*1 CELBIC-RA:Consideration for Environmental Load using Blast furnace slag In Concrete-Recycled Aggregate
*2 CELBIC:建築コンクリート構造物に求められる所要の品質を確保しつつ、コンクリート材料に由来する二酸化炭素の排出量の約9〜63%を削減する環境配慮型コンクリート

  • CELBIC-RAの打込み状況写真-1 CELBIC-RAの打込み状況
  • 適用建物の外観パース図-1 適用建物の外観パース

CELBIC-RAのCO<sub>2</sub>排出CELBIC-RAのCO<sub>2</sub>排出量削減効果
図-2 CELBIC-RAのCO2排出量削減効果

副産物・リサイクル材の使用率の比較
図-3 副産物・リサイクル材の使用率の比較

CELBIC-RAの特長

@環境配慮性の高いコンクリート
CELBIC-RAは、高炉スラグ微粉末と再生骨材をそれぞれ大量に使用することから、建築工事標準仕様書・同解説 JASS 5 鉄筋コンクリート工事(日本建築学会)の環境性評価において、「資源循環等級3」および「低炭素等級3」に該当する環境配慮性の高いコンクリートです。

ACO2削減効果の向上
CELBIC-RAは、普通ポルトランドセメントの使用量を70%低減するとともに大気中のCO2を吸収・固定した再生骨材を使用しますので、コンクリート材料に由来するCO2排出量を最大で70%程度削減*3することが可能です。
*3 試算結果

B資源循環性の向上
CELBIC-RAは、副産物である高炉スラグ微粉末を使用し、さらにリサイクル材である再生骨材を使用しますので、コンクリート全体の質量に対する副産物やリサイクル材の割合(副産物・リサイクル材使用率)が大きく、高い資源循環性を確保することが可能です。

C再生骨材Mおよび再生骨材Lの採用
CELBIC-RAは、加熱等の特殊な方法ではなく、破砕や磨砕といった機械的な処理で製造した再生骨材MやLを使用します。そのため、骨材製造時のエネルギー投入量を抑制しつつ、多くのCO2を固定することが可能です(表−1・表−2)。また、CELBIC-RAは、JIS A 5022に規定されている「再生骨材コンクリートM」に該当しますので、国土交通大臣認定を取得することで、場所打ち杭や基礎等の建築構造物に適用することができます。

  • 表-1 再生骨材の品質区分ごとの概要図-3 再生骨材の品質区分ごとの概要
※赤枠:本工事で使用した再生骨材に当する品質
  • 表-2 本工事で使用した再生骨材のCO2固定量の例表-2 本工事で使用した再生骨材のCO<sub>2</sub>固定量の例


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