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室蘭製作所新工場、令和5年度「北国の省エネ・新エネ大賞」の大賞を受賞

2024年2月29日

五洋建設株式会社(社長:清水琢三)は、「太陽光と水素を活用した再エネ100%工場」(室蘭製作所新工場)で、北海道経済産業局の令和5年度「北国の省エネ・新エネ大賞」の「大賞」を受賞しました。「北国の省エネ・新エネ大賞」は、北海道における省エネルギー・新エネルギーに関する有効利用、開発及び普及に係る取組において、著しい成果及び功績があり、他の規範となる者を表彰することにより、省エネルギーの推進及び新エネルギーの利用促進を図ることを目的としています。2024年2月21日に札幌市で行われた表彰式には当社社長の清水が出席し、岩永北海道経済産業局長から表彰状と盾を授与されました。

五洋建設は、カーボンニュートラル実現に貢献するため、「太陽光と水素を活用した100%再エネ工場」として、室蘭製作所新工場を建設しました。新工場では、従来の橋梁の製作に加えて、再エネ(再生可能エネルギー)の供給拡大の主役と期待される洋上風力発電施設の建設において、基地港での部材組立や海上運搬のための架台などの仮設鋼構造物の製作を行っています。また、再エネによるグリーン電力での仮設鋼構造物の製作となり、その製作物は、発注者の脱炭素化にも貢献しています。再エネは、太陽光発電をメインに水素発電を活用しており、太陽光発電の電力を利用し、水電解装置でグリーン水素を製造して水素吸蔵合金に貯蔵し、燃料電池で発電しています。このグリーン水素の運用状況をモニタリングし、水素の活用に関する知見を蓄積するとともに、水素の製造や発電に関し最適な運用手法を検討しています。また、最高ランクのZEB認証を取得した事務所棟では、導入した省エネ技術の効果を今後の提案に繋げるべく検証を行っています。

再エネ100%の室蘭製作所新工場の取り組みを通して、自社のカーボンニュートラルの推進はもとより、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

表彰式写真(左から、岩永北海道経済産業局長、清水社長)
表彰式写真(左から、岩永北海道経済産業局長、当社社長清水)



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