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What's New

DEME Offshoreとの合弁会社設立について

2021年4月14日

五洋建設株式会社(社長:清水琢三、日本)(以下、五洋建設)とDEME Offshore Holding NV(DEME Group CEO:Luc Vandenbulcke、ベルギー)(以下、DEME Offshore)は、日本の洋上風力建設分野における協働を目的とした合弁会社設立に合意しました。

我が国おいては、2050年カーボンニュートラル実現のため、洋上風力についても2030年に10GW、2040年に30〜45GWの案件形成を目指すという政府目標が設定されました。現在、再エネ海域利用法※1 に基づき、一般海域の促進区域で事業者選定の公募手続きが始まっており、今般の政府目標の明確化により洋上風力発電の建設が加速されるものと期待されます。

五洋建設とDEME Offshore社は、2020年3月、日本の洋上風力建設分野における協働に関する覚書を締結し、技術交流を推進してまいりました。この度、両社が共同出資して本年6月までに合弁会社を設立することに合意しました。出資比率は五洋建設51%、DEME Offshore49%です。

新会社は、外国船籍のSEP船※2 を1,600t吊に改造し、2025年春を目途に日本船籍化する予定です。これにより五洋建設は、2019年完成の800t吊クレーンを搭載したSEP船「CP-8001」と、現在、鹿島建設、寄神建設と建造中の1,600t吊クレーンを搭載したSEP船「CP-16001」と合わせて3隻のSEP船を保有することになります。

先行する欧州の洋上風力建設分野で有数の実績と技術ノウハウを有するDEME Offshore社と、我が国の厳しい気象海象条件下で豊富な海洋土木工事の経験と技術ノウハウを有する五洋建設が協働することで、我が国の洋上風力発電の更なる拡大に貢献してまいります。

※1 再エネ海域利用法:海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律
※2 SEP船:自己昇降式作業台船(Self-Elevating Platform)、欧州ではOffshore Installation VesselあるいはWind Turbine Installation Vesselと呼ばれる




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