ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです



このページは、ホームの中のWhat's Newの中の2020年の中のBIM/CIMを活用した施工情報の収集共有システムのページです。

What's New

BIM/CIMを活用した施工情報の収集共有システム

2020年3月23日

五洋建設株式会社(社長 清水琢三)は、2017年に開発した「五洋土工情報収集システム(i-PentaCOL)」の機能を大幅に拡張し、BIM/CIMを活用して建設現場の様々な情報の収集と共有を行うクラウドシステム「五洋施工情報収集共有システム(i-PentaCOL/3D)」を開発しました。情報基盤にBIM/CIMを用いることで3次元施工情報による関係者間コミュニケーションにより、データ収集・管理、資料作成、打合せのための移動などにかかる時間の大幅な削減が可能になりました。

現在、建設現場でBIM/CIMの利用が始まっていますが、専用ソフトが高価で習熟に期間を要するため、十分に活用されているとは言えません。本システムでは、新たに構築した現場活用に特化した操作性の良いBIM/CIMツールを使用しています。また、ユーザー間コミュニケーション機能もあり、Webブラウザ上でBIM/CIMモデルによる説明動画を記録し、コメントも記入できることで、他のユーザーは遠隔地でもタイムリーに説明を受けることが可能です。

本システムは、国土交通省の令和元年度「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト(PRISM)」に採択され、国道106号与部沢トンネル工事にて導入・試行中です。与部沢トンネルでは、本システムで切羽写真、前方探査や坑内変位等の計測データを取り扱うとともに、トンネル掘削に伴う貫通側坑口部の斜面挙動を監視するため地表面変位計測結果をBIM/CIMモデルに表示しています。
今後、建設現場の生産性向上と作業の省力化のため、「五洋施工情報収集共有システム(i-PentaCOL/3D)」を積極的に施工現場へ適用していく予定です。



ページの終わりですページの先頭へ戻る