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SEP型多目的起重機船「CP-8001」の完成について
2019年1月8日
五洋建設株式会社(社長 清水琢三)は、このほど国内初となる大型クレーンを搭載したSEP型多目的起重機船※1 「CP-8001」を完成させました。オランダのGustoMSC社が基本設計を、ジャパンマリンユナイテッド株式会社が建造を担当しました。2018年12月10日に引渡しを受けた後、洋上風力発電施設の設置工事や港湾工事などに備え、日本近海で習熟訓練を行いました。また、本船の母港を北九州港に決定しました。
洋上風力発電プロジェクトは、港湾区域に引き続き、一般海域においても洋上風力開発を促進する法律※2 が整備されたことから、一層推進されるものと期待されます。本船は、気象・海象条件の厳しい海域でも、高い稼働率で安全に高精度の施工が行えるため、洋上風力発電施設の設置工事や港湾工事等に積極的に活用する予定です。
※1 SEP:自己昇降式作業台船(Self-Elevating Platform)
※2 海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律
<特長>
- 気象・海象条件の厳しい海域でも、安全性、稼働率、精度の高いクレーン作業が可能です
- 大型海洋構造物の設置作業や10MW級の風車設置が可能です
- GustoMSC社の最新型連続式油圧ジャッキシステムを搭載しています
- 大水深(水深30m)での作業が可能です(長尺レグを搭載した場合は水深50m)
- 充分な居住スペースと緊急時の人員輸送のためのヘリデッキを備えています
- 当社保有の自航式多目的起重機船「CP-5001」を併用することにより、運搬、設置などの一連の作業を効率的に行うことができ、海上工事の生産性向上を実現します
<仕様>