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シンガポールで大型港湾土木工事を受注
2018年03月01日
五洋建設株式会社(社長 清水琢三)は、このほどシンガポール海事港湾庁(Maritime and Port Authority of Singapore)からチュアスターミナル第二期埋立工事(Tuas Terminal Reclamation, Wharf Construction and Dredging Phase 2)を、Hyundai Engineering & Construction Co., Ltd.(韓国)及びBoskalis International B.V.(オランダ)と共同で受注しました。受注金額はJVで約1,210億円、工期は約108ヶ月で2027年3月末に竣工予定です。当社の受注金額は約423億円となります。
当工事は、岸壁延長8.6km、埋立による土地造成面積387ha、将来のコンテナ船の大型化に備えた岸壁前面水深−23mを誇る大水深大規模コンテナターミナルを建設するものです。
シンガポール政府は、現在同国に4箇所あるコンテナターミナルを、2040年迄にシンガポールの西端に位置するチュアス地区に移転させる計画を進めています。また、本コンテナターミナルの整備により、チュアス地区における年間コンテナ取扱可能量は、同国の2017年の年間コンテナ取扱実績の約2倍にあたる6,500万TEU(20フィートコンテナ換算)となります。
当社は、チュアス地区において、シンガポール政府法定機関であるJTCコーポレーションより、1984年にチュアス地区最初の埋立工事、2000年に拡張工事、直近では2014年に現在施工中のチュアスフィンガーワン埋立工事を受注しており、これに続く大型港湾土木工事の受注となります。
当社は1964年にシンガポールに進出して以来、数々の大型プロジェクトに参加してまいりました。同国では引き続き、港湾や地下鉄、高速道路などの大型インフラ事業が計画されております。当社は今後も豊富な実績と有為な人材を抱えるシンガポールを海外事業の最重要拠点として積極的な営業展開を図るとともに、シンガポールの発展に貢献してまいります。
施工場所
工事概要
工事名称 | チュアスターミナル第二期埋立工事 (Tuas Terminal Reclamation, Wharf Construction and Dredging Phase 2) |
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発注者 | シンガポール海事港湾庁 (Maritime and Port Authority of Singapore) |
施工者 | 五洋建設株式会社 Hyundai Engineering & Construction Co.,Ltd.(韓国) Boskalis International B.V.(オランダ) |
契約金額 | 約1,210億円 (1,458百万シンガポールドル) 五洋持分:約423億円 |
施工場所 | シンガポール、チュアス地区 |
工期 | 108ヶ月(2018年3月〜2027年3月) |
工事概要 |
埋立造成面積 : 387ha 岸壁総延長 : 8.6km 泊地・航路浚渫工一式 地盤改良工一式 ケーソン製作数 : 229函 ケーソン据付数 : 231函 |