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2014年
シンガポールで地下鉄建設工事を受注のページです。
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シンガポールで地下鉄建設工事を受注
〜トムソンラインで3件の工事を受注した初の建設会社〜
2014年7月30日
五洋建設株式会社(社長 清水琢三)は、このほどシンガポール陸上交通庁(LTA、Land Transport Authority)からMRT(地下鉄・高架鉄道)トムソンラインのオーチャード駅及び隣接トンネル建設工事(T219工区)をBachy Soletanche Singapore Pte Ltd社と共同受注しました。
トムソンライン関連工事としては今回が最終入札となり、全25工区の施工者全てが決定しました。
JV受注総額は日本円換算で約404億円、工期は約78ヶ月で2020年12月に竣工予定です。当社の受注金額は約222億円となります。当社は、2013年12月にトムソンラインのウッドランズ・ノース駅及び隣接トンネル建設工事、2014年2月にブライトヒル(シン・ミン)駅及び隣接トンネル建設工事も受注しており、過去に受注したMRT建設工事を含めて7件目の受注となります。
当地における、日系、シンガポール、中国、韓国、オーストラリア各国建設会社との激しい入札競争は依然続いております。当工事は当社が施工した超高層ビルION Orchardに隣接しており、ION Orchardの地下工事を無事完成させた実績、シンガポールで最もにぎわいのある繁華街での施工管理実績等が認められ、今回の受注に至りました。
当社は1964年にシンガポールに進出して以来、数々の大型プロジェクトに参加してまいりました。シンガポール政府は2030年までにMRTの総延長を現在の約2倍の360km規模にまで拡大する計画を発表しており、今後も複数路線の入札が計画されております。また、港湾を始めとした大型インフラ案件も引き続き予定されております。当社は豊富な実績を背景に、今後もシンガポールを海外事業の最重要マーケットとし、利益確保を重視しながら、積極的な営業展開を継続していきます。
工事概要
工事名称 | トムソンライン地下鉄工事 T219工区 |
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発注者 | シンガポール陸上交通庁 |
施工者 | 五洋建設株式会社/Bachy Soletanche Singapore Pte Ltd |
契約金額 | 約404億円(4億9,800万シンガポールドル) |
施工場所 | シンガポール、オーチャード地区 |
工期 | 78ヶ月(2014年7月〜2020年12月) |
工事概要 | 【駅舎部】 ・工法:連壁工法 ・延長:約210m ・幅員:約40m ・深さ:約35m 【トンネル部】 ・工法:泥水式シールド工法 ・延長:約860m x 2本 ・シールド機外径:6,075mm ・仕上がり内径:5,800mm 【その他】 ・待避所構築、連絡通路躯体工、建築仕上工、建築設備工 他 |