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2013年
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シンガポールで地下鉄建設工事を受注
2013年12月12日
五洋建設株式会社(社長 村重芳雄)は、このほどシンガポール陸上交通庁(LTA、Land Transport Authority)からMRT(地下鉄・高架鉄道)トムソンラインの最北部ウッドランズ・ノース駅及び周辺トンネル建設工事(T202工区)を受注しました。
受注金額は日本円換算で約268億円、工期は約69ヶ月で2019年9月に竣工予定です。当社は、2011年にもダウンタウンラインのベンデミア駅及び周辺トンネル工事(C933工区)を受注しており、サークルライン・ハーバーフロント駅舎建設工事、イーストウエストライン・エキスポ駅舎建設工事などに続き、5件目の受注になります。
トムソンラインはシンガポール北部のウッドランズ地区から同南部のマリーナ・ベイ地区を結ぶ22駅、約30kmの地下鉄となる予定であり、2013年初頭から25工区に分割しての入札が順次進められています。シンガポール政府は2030年までにMRTの総延長を現在の約2倍の360km規模にまで拡大する計画を発表しており、約80%の世帯が、最寄りのMRT駅まで徒歩10分圏内となり、毎日約40万人が利用する予定です。
当社はLTA発注のMRT工事以外にも、同国にて2件のトンネル工事を施工中で、今年度もジュロン・パイオニア間トンネル工事を受注しています。また、香港でも香港鉄路有限公司(MTR Corporation Ltd.)発注の「広州−深圳−香港高速鉄道建設事業」トンネル工事を手がけており、日本国内の実績を含めた当社の高い技術力が認められ、今回の受注に至りました。
当社は1965年にシンガポール営業所を開設して以来、数々の大型プロジェクトに参加してきました。シンガポールでは港湾を始め、鉄道、道路、エネルギー関連施設など大型インフラ案件が引き続き予定されており、同国を海外事業の主要マーケットの一つと考え、今後も利益確保を重視しながら、積極的な営業展開を継続していきます。
工事概要
工事名称 | トムソンライン地下鉄工事 T202工区 |
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発注者 | シンガポール陸上交通庁 |
施工者 | 五洋建設株式会社 |
契約金額 | 約268億円(3億3,700万シンガポールドル) |
施工場所 | シンガポール、ウッドランズ地区 |
工期 | 69ヶ月(2014年1月〜2019年9月(予定)) |
工事内容 | 【駅舎部】 ■工法:開削工法 |