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2013年
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香港で地下鉄駅舎建設工事を受注
〜10大インフラプロジェクトで活況を呈す香港で、大型建築工事受注〜
2013年08月26日
五洋建設株式会社(社長 村重芳雄)は、このほど香港鐡路有限公司(MTR Corporation Ltd.)から地下鉄シャーティン・セントラル線のヒンキン駅舎新築工事を受注しました。受注金額は日本円換算で約132億円、工期は約58ヶ月で2018年4月に竣工予定です。当社は、香港10大インフラプロジェクトに関連するプロジェクトでは、「広州−深圳−香港高速鉄道建設事業825工区建設工事(2015年竣工予定)」、「カイタッククルーズターミナル建設工事(2013年竣工予定)」、地下鉄シャーティン・セントラル線建設により移設した「国際郵便センター建設工事(2013年竣工)」を施工しており、今回受注しましたヒンキン駅舎新築工事で4件目になります。
香港では、「カイタック空港跡地開発」、「香港・珠海・マカオ大橋建設」、「西九龍文化芸術区開発」など総額3兆円規模といわれる10大インフラプロジェクトの建設が進められております。地下鉄シャーティン・セントラル線は10大インフラプロジェクトで計画された地下鉄新線で、九龍半島のシャーティン駅と香港島のアドミラルティ駅を結び、途中ビクトリア湾を海底トンネルで横断します。
今回建設しますヒンキン駅は、地下鉄シャーティン・セントラル線の地上駅です。グリーンステーションと呼ばれる緑を多く取り入れた設計になっており、多くのリサイクル資材を使用するなど環境面に強く配慮した計画となっています。また、運行中の線路が隣接しており、一部工区については夜間作業が求められ、綿密な計画と確実な施工が要求されます。さらに、作業範囲が限定される斜面において、大規模な開削トンネルによる路線を建設するなど、難易度の高い施工が求められております。
当社は1986年に香港営業所を開設して以来、数々の大型プロジェクトに参加してまいりました。現在、香港では10大インフラプロジェクトの建設を始め、公共・民間ともに多くのプロジェクトが計画されています。当社は建設投資意欲が旺盛な香港を、海外事業の主要マーケットの一つと考えており、今後も利益確保を重視しながら、積極的な営業展開を継続していきます。
- [完成予想図]
- [施工場所]
SCL1102ヒンキン駅舎新築工事 工事概要
工事名称 | Shatin to Central Link Contract No.1102 Hin Keng Station and Approach Structures |
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発注者 | The MTR Corporation Limited |
設計事務所 | The MTR Corporation Limited |
施工者 | 五洋建設株式会社 |
契約金額 | 約132億円(約10億香港ドル) |
施工場所 | Che Kung Miu Road Playground, Tai Wai, Hong Kong |
工期 | 2013年7月15日〜2018年4月15日 |
建物用途 | 交通施設(駅舎) |
工事内容 | ■構造: 鉄筋コンクリート造 地上2階 ■最高高さ: 約19m ■延床面積: 約14,800u ■その他: 路線建設 約540m、付帯公園外構、防音壁 |