このページは、ホームWhat's New
2005年
LNG桟橋建設工事の設計・施工に着手のページです。
What's New
LNG桟橋建設工事の設計・施工に着手
〜インドネシア・ニューギニア島パプア州で〜
2005年05月16日
五洋建設株式会社(社長:鉄村和二郎)は、日揮株式会社が主導するコンソーシアムから受注したインドネシア・パプア州の「タングーLNG桟橋建設工事」の設計・施工にこのほど着手しました。当工事は日揮株式会社らがBPベラウ社から受注したタングーLNGプラント建設プロジェクトのうち、2箇所の桟橋建設工事を弊社の設計・施工で行なうもので、弊社がニューギニア島で工事を行なうのはこれが初めてです。LNG供給基地の積極開発が今後も各地で見込まれることから、弊社では設計・施工のノウハウを一層向上させ、 市場開拓に取り組んでまいります。
インドネシアは世界第6位の天然ガス生産国で、LNG(液化天然ガス)供給基地の開発はインドネシアの経済発展に大きく寄与します。タングーLNGプラント建設プロジェクトは、ガス田からパイプラインで供給されるガスを受け入れ、年産760万トンのLNGをインドネシア国外に供給するための基地を建設するもので、日揮を中心とするコンソーシアムがプラント本体と全設備の建設および試運転を行ないます。
弊社はこのうちLNG積み出し桟橋1基と一般貨物積み下ろし桟橋1基を設計・施工します。LNG積み出し桟橋と一般貨物積み下ろし桟橋は沖合い約1.5kmに建設する予定で、LNG積み出し桟橋には容量165,000立方メートルクラスのLNG船(船長約330m)が、一般貨物積み下ろし桟橋には20,000重量トンクラスの貨物船が接舷できるようになります。
発注内示は2005年3月で、工期は2005年3月から2007年5月までの27ヶ月です。半年程度かけて設計を行ないながら、平行して工事を進めてまいります。
地球温暖化対策としてLNG市場の発展が期待されることから、弊社ではLNG桟橋の設計・施工ノウハウをさらに蓄積し、市場開拓に取り組んでいく方針です。
1. 工事名: | タングーLNG桟橋建設工事 (TANGGUH LNG PROJECT Marine Facilities Work) |
2. 発注者: | 日揮株式会社、米国KBR社、日揮インドネシア法人のプルタフェニッキエンジニアリング社のコンソーシアム (KJP) |
3. 元発注者: | BPインドネシア法人のBPベラウ社 (BP Berau,Ltd.) |
4. 工事場所: | インドネシア共和国パプア州ビンツニ地区 (Teluk Bintuni, Papua, Republic of Indonesia) |
5. 工事概要: | LNG積み出し桟橋及び一般貨物積み下ろし桟橋の設計・施工 |
6. 工期: | 2005年3月〜2007年5月(27ヶ月) |
7. 発注内示日: | 2005年3月15日 |
<桟橋位置図>![]() (クリックで拡大) |
<工事場所図>![]() (クリックで拡大) |