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斜面スリット型透過式ケーソン「S-VHS工法」

概要

S-VHS工法は、斜面を有する低天端有脚式の海域制御構造物で、VHS工法よりも経済性に優れています。上部斜面と3枚の鉛直スリットが、海面の上下運動を制御するとともに、低天端構造が砕波を促進して波エネルギーを効果的に減殺し、幅広い波浪条件に対して安定した消波機能を発揮します。

※技術評価・特許
建設技術審査証明 建技審証(第0809号)

鋼製束とPC鋼棒による補強工法
S-VHS工法イメージ図

特長

優れた消波性能

上部斜面と3枚の鉛直スリットにより波を消波するとともに、海水交換性に優れており、静穏な海域を創成するのに適しています。 また、設計波相当の高波浪に対しても良好な消波性能を有しております。


景観性

VHS工法と同様に低天端構造となっており、景観性に優れ美観を損ないません。


経済性

当社の保有するVHS工法と同等の消波性能を有しながら、より経済性に優れています。


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