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風力発電

洋上風力発電の可能性

近年多くの期待を集めている再生可能エネルギーの中でも、発電コストの面で有利な風力発電が注目されています。その中でも、わが国の広範な海域を活かした洋上風力発電が有望視されています。
洋上風力発電は陸上風力発電と比べ、大きく4つの特長があります。

  1. 風況が良く乱れが小さいため、設備利用率が高い
  2. 景観や騒音など、近隣環境への影響が小さい
  3. 大型風車の導入が比較的容易
  4. 固定買取価格が陸上よりも高値

洋上風車には支持構造物が海底に着底した「着床式」と海中に浮いている「浮体式」がありますが、現在は技術的に信頼性の高い「着床式」が欧州などでは主流となっています。

洋上風車
(福岡県北九州市/NEDO実証研究)

ソリューション

五洋建設では、洋上風力発電の導入に際して幅広いソリューションを提供します。

風況調査


風況シミュレーション

  • 風況観測
  • 風況シミュレーションによる風況評価

基本計画

  • 風車設置地点の適地選定
  • 風車仕様やレイアウトの提案

実施設計

  • 現地調査(波浪観測、海底測量、地質調査)
  • 詳細設計(時刻歴応答解析、構造設計、安定照査)

建設工事

  • 工事計画の立案
  • 関係機関との調整・諸手続きの支援
  • 風車支持構造物の築造工事(各種構造形式に対応)
  • 洋上における風車の建設

SEP船を活用した洋上での風車組立
(福岡県北九州市/NEDO実証研究)

施工実績

洋上風車

五洋建設は港湾海岸工事施工において百余年にわたる豊富な実績を有しており、国内に建設された着床式洋上風車のうち約7割のシェアを誇っています。
※基礎工事から風車建設に至るまで海上工事による施工。地点数にて算定。2014年4月現在。

福岡県北九州市沖 2.0MW×1基

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の実証研究の一環で建設された国内初の本格的な外洋での洋上風車。支持構造形式はハイブリッド重力式を採用。隣接して洋上観測塔も併設。支持構造物の詳細設計から大臣認定取得、支持構造物製作・施工、風車の運搬・組立までを実施。

北海道瀬棚港 600kW×2基

日本初となる海上施工による洋上風車。支持構造形式は組杭式を採用。支持構造物を活用してコンブ養殖が行われている。風海鳥(かざみどり)の愛称で親しまれる。

山形県酒田港 2.0MW×5基

護岸と防波堤の間の水路部に建設。支持構造形式は組杭式を採用。隣接する陸上海岸部にも3基の風車を建設。

陸上風車

島根県安来市 600kW×1基

五洋建設が売電事業者となり、EPCにより調査、設計、施工までを実施。

その他2.0MW級風車の施工実績多数。

浮体式洋上風車への取組み

五洋建設は、産学による共同研究にて様々な浮体構造形式や施工方法について研究・検討を行っており、多くの特許を保有しています。適地選定から建設、その後の維持補修などに対応します。

環境との調和

環境へのインパクトは環境アセスメントを通じて十分な調査がなされますが、一方で洋上に風車が建設されることで海域への良好な効果も期待できます。洋上風車の支持構造物は、魚礁としての効果が期待できます。また、海藻類の着底基盤として機能する場合もあり、藻場造成の効果も望めます。
五洋建設は、洋上風車建設を通じた環境との調和について、適切なアドバイスを行います。

関連リンク

プロジェクトストーリー

洋上風力発電施設建設工事



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