

当社の戦略は、厳しい建設業界の中で「臨海部ナンバーワン企業」として、一層成長していくことです。公共工事が減少し、民間投資が冷え込むなか、なぜ「臨海部」なのかと不思議に思う方も少なくないでしょう。しかし臨海部といっても、単に港湾整備に留まらず、生産、流通施設など、建設工事の種類は多岐に渡ります。また、臨海部は物流拠点として重要な役割を担っています。たとえば東京湾岸や大阪湾岸など、海上輸送や航空輸送といった日本のターミナル機能が集中しています。そのため「国の玄関口」となる臨海部は、国際競争力強化のための社会資本整備という国家戦略的なプロジェクトが強力に推し進められているのです。
そして、当社が臨海部に注力している最大の要因は、幅広く造る「ゼネコンモデル」から得意分野に専門特化した「コア事業集積モデル」の道を選んだことにあります。つまり、「五洋建設の優位性」が発揮される領域に注力していくことを決断し、物流倉庫や食品施設などの立ち並ぶ臨海部を重点分野と位置づけたのです。
また、ただ建設工事を受注するのではなく、お客様の事業の中身まで踏み込み、事業意欲の創出を視野に入れた提案を強化していくことで差別化を図っています。この独自の技術力と提案型営業を軸とし、当社が圧倒的な強みを発揮できる臨海部に経営資源を集中することで、安定した事業量と収益を確保することをめざしています。それが当社の競争力の強化となり、「臨海部ナンバーワン企業」としての確固たる地位へとつながるのです。
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企業としてのビジョンとは別に、当社が日々どんな想いで仕事をしているのか、皆さんにもぜひ理解してもらいたいと思うことが一つあります。それは「現場を大事にする」ということ。たとえば、お客様からだけ信頼を得るのではなく、協力会社の方からも信頼を得ることを大事にしており、仕事に対する真摯な姿勢は当社の伝統であり特長でもあります。また、そうした姿勢が人や技術を育て、品質へのこだわり、モノづくりへの情熱を育んできました。

そのような姿勢は業界でも、「現場の雰囲気が良い五洋建設」として高い評価を受けています。そしてお客様や協力業者の方々から得た信頼は「もう一度五洋へ依頼したい」と思っていただくことに繋がっていきます。これも現場を大切にし、社員一人ひとりが高い意識で仕事に取り組んだ結果であると確信しています。
「現場を大切にすること」
これこそ当社が今後もしっかりと守り、後に続く社員に受け継いでいかなければならない大切な思いなのです。