五洋を知る3つのポイント

五洋建設とは?

海から陸へ、そして天空へ

発祥の歴史?水の土木の水野組、そしてスエズ

 世の中、歴史がある伝統企業が優良企業とは限りません。しかし、歴史があるということは、時代を経て受け継がれてきた何かが企業の中にあること、また、時代の荒波をくぐり抜け存在し続ける経営努力をしてきたことは、その長所として素直に認めても良いのではないでしょうか。

 五洋建設は1896(明治29)年、広島県呉市で「水を克服し、近代日本の礎を築く」ことを夢に掲げた水野甚次郎によって、その名も「水野組」として創業しました。創業以来、今日までの歴史は110年を超えます。海洋土木から出発したことも手伝い、当社の特徴として挙げられることは、建設業界屈指の規模で浚渫船などの船舶を保有する珍しい会社だということです。当社の歴史を物語る証ともいえます。皆さんも、入社後に乗船の機会があるかもしれませんね。

Queens of Penta-Ocean
水野組の半纏

 さて今日の当社の飛躍の原動力ともなったのが海外への展開です。世界が注目し国際入札で受注した「スエズ運河改修工事」は、当社を代表するプロジェクトとなりました。1961(昭和36)年から20年にわたり続いた工事は、2度にわたる中東戦争にあってもエジプトから撤退せず、世紀の難工事をやり遂げたのです。当社への驚嘆と賞賛の声をもたらしたスエズプロジェクトは、「PENTA-OCEAN CONSTRUCTION」(1967年、五洋建設へ社名変更)という英文社名を、世界にとどろかす転機となったのです。NHKの「プロジェクトX」でも取り上げられ、書籍も出版されています。ぜひご覧下さい。


海と大地の創造企業

大和ミュージアム(広島県呉市)

 ところで「ゼネコン」いう言葉、皆さんもよく耳にされると思います。当社も今ではゼネコンと呼ばれます。しかし、私たちは「ゼネコンと呼ばれることに満足して良いのだろうか?」といった素朴な疑問を抱いています。

 今や多くの建設会社は、建築部門と土木部門の売上げ比率を過去のそれと比較すると、建築部門の売上比率が高くなっています。こうした中で、特徴の際立った、存在感のある企業の在り方が見失われつつある気がします。今後一段と競争激化が予想される建設業界での差別化を考えると、改めて「五洋建設は本当にゼネコンでいいのだろうか?」と思うのです。

 「世界有数のマリコン」でもある当社の技術的な特長が、臨海部の工事技術にあることは間違いありません。海で培ってきた技術を陸上土木や建築で活かし、更に発展・成長していくことはできないだろうか?その上で特徴ある五洋らしい道を歩めたら、きっとお客様にも評価して頂けるのではないか。そして私たちは、目指す方向として、一つの結論を出しました。

 「海と大地の創造企業」

 私たちがたどり着いた新しい道です。海の土木だけでも、陸上土木や建築だけでもない。それぞれの強みを活かし、当社らしく挑戦し続ける企業像を創っていこう。そんな未来志向の、強く、新しい五洋の在り方を表した言葉です。海から陸へ、そして天空へと向かうこれからの当社の姿にどうぞご期待下さい。

ブルガス湾拡張工事(ブルガリア)


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