![[人事部からのメッセージ]五洋建設株式会社 人事部 人事部長 佐々木謙司](images/01_title.jpg)


世界経済、日本経済が大きな転換期にあるなかで、どこに活路を見出すのか、五洋建設自身も変革の時代を迎えているといえます。2005年から公共事業は価格だけではなく技術力を重視した入札方式へと転換しました。官民を問わず厳しい競争環境にありますが、価格による競争だけではない真の技術競争時代を迎えており、技術力のある会社にとってはチャンスが広がったといえます。当社は創業110年余の歴史と実績、海洋土木でトップクラスの技術を有している会社ですが、その歴史と実績の上におごることなく、今後も成長を続けるため、得意分野や技術をさらに強化していき、特色ある会社をめざしていく必要があります。
当社は現在、臨海部ナンバーワン企業として技術競争時代を勝ち抜くという目標を掲げています。もともと海の工事を得意としてきた当社は、国内のみならず世界各地の臨海部の土地造成、港湾整備を行ってきた歴史があります。この分野は、近年ではとりわけ国際競争力強化のためのインフラ整備という観点から、旺盛な建設需要が見込まれています。海外事業も好調です。直近の数字を見ても海外受注高は約700億~1100億円で推移。シンガポールや香港で大型工事を受注するなど、ここ数年で会社の収益に貢献する事業として育っています。シンガポールは海外勢がこぞって参加する厳しい市場ですが、お客様から様々な大型案件の引き合いをいただいており、当社の技術力が高く評価されている証だと言えます。当社の建築事業は、本格的に取り組み始めてから約30年になろうとしています。30年というと長いようですが同業には100年以上の歴史を持つ会社がたくさんあります。そのような環境の中、当社はチャレンジを続け、国内では、市場規模は小さいですが流通施設分野でトップ5に入る実績を残していますし、海外でもシンガポールのエスプラネードシアターをはじめ超大型工事を任されるほど信頼を得ています。国内外とも市場環境は厳しいですが、これからもチャレンジャーとしての取組みを続けて行きます。


顧客から評価されている点は、何も技術力の話だけではありません。五洋建設という会社の社風として、「ものづくりにこだわる」というDNAがあります。「そこまでしなくてもいいのではないか」と思うほど、愚直なまでに真面目に取り組む社員が多いことも当社の特徴です。私自身も現場事務時代に出会った技術者から、仕事に最後まで責任を持つという粘り強さや仕事への情熱を感じました。その印象は今でも変わりません。技術力なくして会社の成長はありませんが、顧客のご期待に応えるということが最も重要であると考えます。顧客の満足度を向上させることに力を注ぎ、そこから得た信用をテコに実績を重ねていく。これこそが五洋建設の原点であり、創業以来続くものづくりの姿勢です。今日の海洋土木分野での確固たる地位を築き上げた背景には、社員一人ひとりの地道な努力の積み重ねがあります。新しく入ってくる皆さんにも、自分の仕事に対する誇りを持って働いていただきたいと願っております。
こうした伝統を大事にする一方、世界規模で進む大きな変化の流れのなかでビジネスを進めるためには、私たち自身も日々努力して新しい挑戦をしていかなければいけません。業務知識や専門知識を磨くことはもちろんですが、自分で考え行動する力、周囲の人を巻き込み目標を成し遂げていく力が不可欠です。これまでさまざまな部門で経験を積んできましたが、リーダーとして優秀だと思うのは、異なるバックグラウンドの社員を一つにまとめ導いていくことができる人材です。仕事というのは一人で完結できるものではありません。日頃から積極的にコミュニケーションを円滑にすることで、チームの力を最大限に発揮させることができるのです。


就職活動は、数多くの企業や人に出会うチャンスです。皆さんが日頃耳にしないような企業でも、キラリと光る技術や製品を持つ企業が日本にはまだまだたくさんあります。厳しい時代だからこそ、そういった会社を一つでも多く発見してほしいと願っております。そして最後にもう一つ、私から皆さんにお願いがあります。採用を通じて学生の皆さんにお会いする機会がありますが、建設系の学生の方でも建設現場を見たことがないという方が少なくありません。せっかく建設会社を志望していただいているのですから、将来自分の職場となる場所に足を運び、自分の目で見て確かめてください。当社の採用における方針は「どんなこともオープンにすること」。悪いことも良いこともすべて皆さんに情報を開示するよう心がけています。
当社は、まだまだ発展途上の会社であり、会社も社員も未来に向け挑戦しています。五洋建設の志にご賛同いただき、ご自身のやりがいを求め続ける方のご応募をお待ちしております。