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What's New

大型自航式ポンプ浚渫船を建造
〜投資意欲旺盛な東南アジアの港湾工事受注に向け、浚渫船を新造〜

2011年11月11日

五洋建設株式会社(社長:村重芳雄)は海外における埋立・浚渫工事の施工能力向上を目的として、大型自航式ポンプ浚渫船の建造を開始しました。

当社の海外主要マーケットである、シンガポールを始めとする東南アジア地域においては、多くの港湾整備計画があり、埋立・浚渫分野の市場は今後も拡大が見込まれています。これまで浚渫船を中心とする当社の自社作業船団は、海外の大型海上土木工事の受注と施工に大きく寄与してまいりました。今後拡大が見込まれる東南アジアの海上土木工事で、ヨーロッパやアジアの競合会社との競争に打ち勝つためには、施工能力・価格競争力の向上が必要と考え、浚渫作業船団とりわけ大型ポンプ浚渫船の建造が急務と判断しました。建造はASL Shipyard Pte Ltd.(シンガポール)で行い、2014年2月には完成し、海外海上土木工事の施工に投入する予定です。

この度、建造を開始したポンプ浚渫船は、
1.岩盤浚渫に対応する高性能ポンプを装備
2.効率的運転が可能なデジタル化された浚渫制御システムを搭載
3.長期の船内居住に対応できる居住設備を装備、4.移動が容易な自航式(現在保有するポンプ浚渫船は非自航式)
という特徴を有しています。

当社は2010年に深層混合処理船「ポコム12号」を建造し、現在、多目的自航式起重機船を建造中(2012年度6月完成予定)です。今後も必要に応じて国内外で様々な設備投資を行い、競争力を強化してまいります。

なお、当社は今年度第2四半期に地下鉄933工区(施工場所:シンガポール)を約139億円、ジョホール埋立浚渫工事(施工場所:マレーシア)を約129億円で受注し、今年度9月末日時点の海外工事の受注額は約540億円に達しました。

新造ポンプ浚渫船 概要

建造造船所 ASL Shipyard Pte Ltd.(シンガポール)
発注期間 2011年9月〜2014年2月(30ヵ月)
船籍 シンガポール



主要仕様
1.最大浚渫深度
32m
2-(1).船体 全長
120m
2-(2).船体 幅
23m
3.総機関出力
19,170kw
4.主発機関出力
11,750ps×2
新造ポンプ浚渫船 イメージ図

新造ポンプ浚渫船イメージ図



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