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What's New

潜水管理を行う“自動潜水管理システム”で評価証を取得
〜人為的ミスに起因する事故を防止し、潜水作業の安全性を向上〜

2010年06月04日

五洋建設株式会社(社長:村重芳雄)は、自動潜水管理システムを開発し、このたび財団法人沿岸技術研究センターより港湾関連民間技術評価証を取得いたしました。
当システムにより煩雑な潜水計画の立案・変更の自動化と潜水時間の適正な管理を行うことで、これまで以上に潜水作業の安全性を向上させることが可能になります。

従来、潜水業務において、潜水時間、潜水深度、水中停止深度、水中停止時間、潜水および浮上速度などを潜水士自身が計測しながら作業をしているため、その安全対策は自己管理に委ねられていました。また、潜水計画の立案や変更は煩雑であるため、人為的ミスに起因する減圧症などを発症する危険性がありました。このような状況から、弊社では2008年に当システムを開発し、現在までに15件の工事への導入実績があります。

当システムは、高気圧作業安全衛生規則に則った水深45mまでの潜水計画を自動的に作成することができるので、適正で安全な計画を簡単に立案することが可能です。
また、作業時には、潜水士が水深センサを装着することによって、潜水時間、潜水深度、浮上時間、およびガス圧減少時間が自動的に計測され、船舶上のパソコン画面にグラフなどを用いた分かりやすい潜水状況が表示されます。これにより、送気員や安全管理者が監視しながら適切な潜水指示を行うことができます。また、インターネットを通じて遠隔地にも情報を送ることができるので、工事事務所などでも、複数の潜水センサからの情報をリアルタイムに確認することができます。
さらに、自動計測された潜水データに基づき、2回目以降の潜水計画も自動修正されるため、煩雑な計画変更作業が必要ありません。

今後、当社はこのシステムを活用し、潜水作業の災害の防止に努めてまいります。



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