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What's New

アジア2大拠点でクルーズターミナル建設工事を受注
〜香港で10大インフラプロジェクトを初受注〜

2009年12月22日

五洋建設は、このほど香港の旧カイタック空港の跡地再開発である、「カイタッククルーズターミナル」の建設工事を受注しました。受注金額は日本円換算で約158億円、工期は約49ヶ月で2013年12月に完成予定です。また、9月には当社を代表者とする共同企業体が、シンガポールのマリーナサウス地区において、「インターナショナルクルーズターミナル」の建設工事を日本円換算にして約220億円(当社分約90億円)で受注しており、アジアを代表する2カ国のクルーズターミナルの建設を手掛けることになりました。

  • カイタッククルーズターミナル完成予想図(香港)カイタッククルーズターミナル完成予想図(香港)
  • インターナショナルクルーズターミナル完成予想図(シンガポール)インターナショナルクルーズターミナル完成予想図 (シンガポール)

香港では鉄道や長大橋梁、都市開発など国境をまたぐプロジェクトを含め、総額2,500億香港ドル、日本円にして約3兆円規模の10大インフラプロジェクトが計画されています。先頃香港政府は、10大プロジェクトを含めた2009年インフラ予算を393億香港ドル(前年度比71%増)と発表しており、約4万7千人の雇用創出を図っています。旧カイタック空港跡地の再開発は10大インフラプロジェクトの一つとして位置づけられています。香港政府の経済政策の柱の一つである観光産業強化とあいまって、クルーズターミナルの建設により、香港が「クルーズ観光のハブ」となることを目指しています。

新たなクルーズターミナル建設工事は世界最大級の大型客船が接岸できる2バース(延長800m)を建設するものであり、今後も後背地にターミナルビルやホテルなど商業施設の開発が予定されています。市街地から程近い広大な敷地(76,000m2)の大型開発は、九龍側のシンボルとして期待されています。

当社は、1986年に香港営業所を開設して以来、数々の大型インフラプロジェクトに参加しており、セントラル埋立(97年竣工)、ラマ島火力発電所埋立、KCRCチュンワン西駅(ともに03年竣工)などの工事実績があります。また現在でも豊富な手持ち工事を手掛けています。これからも、香港におけるインフラ整備事業に積極的に参画してまいります。

香港における主な手持ち工事

香港における主な手持ち工事

工事概要

工事名称 カイタッククルーズターミナル
発注者 香港政庁
コンサルタント スコットウィルソン社
施工者 五洋建設株式会社
入札形態 一般競争入札
入札日 2009年8月28日
契約金額 約158億円
施工場所 旧カイタック空港跡地
工期 2009年11月30日〜2013年12月24日
工事内容
杭式岸壁(鋼管杭工径1,100mm 1,072本、径1,200mm 155本)(杭長30m〜50m)
既設被覆石護岸撤去工(約570,000m3)および新護岸工
鉄筋コンクリート橋上部工(場所打ち26,000m3、プレキャスト9,000m3)
泊地浚渫工(約700,000m3)

シンガポールにおける主な手持ち工事

シンガポールにおける主な手持ち工事

工事概要

工事名称 インターナショナルクルーズターミナル
発注者 シンガポール政府(Singapore Tourism Board, JTC Corporation)
施工者 五洋建設株式会社、東亜建設工業株式会社、McConnell Dowell South East Asia Pte Ltd共同企業体
入札形態 一般競争入札
入札日 2009年4月3日
契約金額 JV総額約220億円(当社分約90億円)
施工場所 シンガポール マリーナサウス地区
工期 2009年9月9日〜2011年12月8日
工事内容
杭式岸壁(W=120m, L=300m)、2バース(W=18m , L=280m) x 2
綱取りドルフィン(L=60m x 2)、ターミナルデッキ(W=84m, L=140)
駐車場デッキ(W=84m, L=140)、アクセスデッキ(W=120m, L=35m)
岸壁付帯工(防舷材、ボラード)、隣接取り合い部デッキ(W=35m, L=45m)
防潮堤(L=800m)、採砂工(発注者指定地より2,400,000m3)、浚渫工(約630,000m3)
護岸工(約1,000m)、地盤改良工、道路工(L=870m)


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