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シンガポールでアートサイエンス美術館を受注

2008年03月10日

五洋建設株式会社(社長:村重 芳雄)は、Marina Bay Sands Pte Ltdから、複合リゾート開発の象徴である「アートサイエンス美術館建設工事」を円換算約122億円で受注しました。シンガポールのマリーナ湾地区で建設が進められているカジノ、コンベンションセンター、超高層ホテル、ショッピングセンターなどの総合リゾート開発北端のベイフロントに位置し、工期は21ヶ月。2008年5月の着工に向け準備を進めてまいります。

 シンガポールは国際社会での競争力を維持するために様々な外国資本誘致の政策が行われており、観光政策もその一つです。世界で有数の観光大国であるシンガポールも、近年周辺国との深刻な競争に直面しています。観光産業の起爆剤としてシンガポール政府は2005年4月にセントーサ島およびマリーナ湾地区でカジノを含む総合リゾートを開発することを発表しており、現在マリーナ湾地区ではコンベンションセンター、超高層ホテル、ショッピングセンターなどの建設が進められています。

 入札は2007年10月、当社を含む日本とシンガポールの建設会社あわせて3社が参加して行なわれ、審査を経てこのほど当社が受注を果たしたものです。受注金額は163,271,940.85-シンガポールドル(日本円換算約122億円)で、工期は2008年2月から2009年10月までの約21ヶ月です。主な工事内容は、蓮の花が大きく開いたような斬新なデザインの地下3階地上5階建ての美術館とホール及び付帯施設を建設する工事です。これにより、先行して建設されているカジノなどの施設と共に総合リゾート開発が完成し、新たな観光名所が加わることでシンガポールの観光競争力も一層増すものと見込まれます。

 なお、当社は観光名所となったエスプラネードシアター(受注総額253億円、2002年完成)をはじめ、シンガポール最大のショッピングセンターVivoCity(受注総額180億円、2006年10月完成)など数々の施工実績があり、現在は、MRTオーチャード駅直上に商業棟と住宅棟からなる複合施設「オーチャードターン」を施工中です。今後も引き続きシンガポールの都市国家発展に向け積極的に工事参画をしてまいります。



【工事概要】

工事名称: アートサイエンス美術館建設工事
Marina Bay Sands Integrated Resort
Arts Science Museum Main Contract Works
発注者: Marina Bay Sands Pte Ltd
コンサルタント: Marina Bay Sands Pte Ltd(プロジェクトマネージャー)
Moshe Safdie and Associates Inc(基本設計)
Aedas Pte Ltd(アーキテクト)
Rider Levett Bucknall(コストコンサルタント)
Arup Singapore Pte Ltd(構造、外装)
Parsons Brinckerhoff Pte Ltd(設備)
施工者: 五洋建設株式会社
契約日: 2008年2月22日
工 期: 2008年2月22日から約21か月
契約金額: S$163,271,940.85-(日本円換算約122億円)
用途: 美術館
敷地面積: 8,600m2
延床面積: 16,500m2(GFA)
19,435m2(CFA)
最高高さ: 65.1m
建築概要: 地下3階および地上5階
(連壁、杭、地下2階までの掘削は別工事)


写真は当社が施工したマリーナ湾地区埋立の竣工(1994年)当時。赤く囲まれた部分が施工エリア。

 



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