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What's New

シンガポールで大型貯油ターミナル桟橋建設工事に着手
〜世界最大級の民間石油貯蔵施設に連結、大型タンカー停泊も可能に〜

2006年01月10日

五洋建設株式会社(社長:鉄村和二郎)とマッコーネル・ドゥエル・東南アジア社の建設共同企業体は、シンガポールの石油取引会社ヒンリョン・トレーディングが出資して運営するユニバーサルターミナル・シンガポール社から、民間では世界最大級となるシンガポール西部に建設予定の石油貯蔵施設のうち、桟橋や岸壁建設などからなる「ヒンリョン貯油ターミナル海上施設建設工事」をこのほど日本円換算約76億円で受注、去る1月4日に起工式を行ないました。

シンガポールは世界でも有数の石油化学基地を擁しており、シンガポール西部のジュロン島では長年におよぶ土地造成が当社施工の埋立工事によって進められて います。 ユニバーサルターミナルはこの埋立地の先端に建設されるもので、陸上の貯蔵タンクのほか、海上には大型タンカーなどが直接原油や石油製品を積みおろしできる桟橋施設が建設されます。貯蔵容量1,450万バレル(=約230万立方メートル)は独立系の石油地上貯蔵施設として世界最大規模となります。

当社とオーストラリア総合建設会社の現地法人であるマッコーネル・ドゥエル・東南アジア社は、このうち載貨重量32万トンクラスのVLCCと呼ばれる超大型タンカーが停泊できる桟橋2基を含む9基の桟橋(最大水深−23m)と3箇所の岸壁(総延長約1,000m、水深−11m)建設、約60万立方メートルの浚渫工事などを行ないます。 工期は2005年12月から2007年9月までの22ヶ月で、当社がオーストラリア系の建設会社と共同企業体を編成するのはこれが初めてです。

シンガポール・ジュロン島地区は同様の貯蔵施設や石油化学関連施設が隣接し、今後も石油関連企業から進出先ターゲットとして注目されていることから、当社では引き続き受注に向けた営業展開を図ってまいります。

【工事概要】
工 事 名: ヒンリョン貯油ターミナル海上施設建設工事
(Hin Leong Storage and Terminal Facilities at Jurong Island)
発 注 者: ユニバーサル・ターミナル・シンガポール・プライベート・リミテッド
(Universal Terminal (S) Pte.Ltd.)
工事場所: シンガポール共和国・ジュロン島(Jurong Island)
工  期: 2005年12月〜2007年9月(約22ヶ月)
受注金額: S$108,000,000.00(JV全体)  日本円換算約76億円(JV全体)
JV比率: 五洋建設株式会社(53%)
McCONNELL DOWELL SOUTH EAST ASIA PTE.LTD.(47%)
入 札 日: 2005年8 月 24日
契約内示: 2005年12月2日
工事内容: 桟橋工:VLCC用桟橋2バースを含む計9バース
(載荷重量32万t〜5千t対応/最大水深−23m)
岸壁工:3バース(総延長約1,000m/水深−11m)
浚渫工:約60万立方メートル ほか

全体完成予想図
全体完成予想図



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