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What's New

台湾でコンテナターミナル整備の浚渫・埋立に着手
〜台湾本島の工事に初参画、港湾拡張計画に向け営業強化〜

2005年01月06日

五洋建設株式会社(社長 鉄村和二郎)は、台湾の台北市北西12kmに位置する台北港を本格的な商業港にする「台北港コンテナターミナル工事その1」の浚渫・埋立工事にこのほど着手しました。当社の台湾での工事は90年ぶりで、台湾本島での工事はこれが初めてです。今後台湾各地で港湾拡張計画が見込まれることから、当社は今回の工事着手を機に当地の営業を強化してまいります。

台湾は南部の高雄と北部の基隆に大規模商業港がありますが、これに限らず台湾海峡に面した商業港では、中国との貿易拡大を目指した拡張計画などが見込まれています。台北港もそのひとつで、エバーグリーン社を中心とする台湾の海運会社らが出資・設立した台北港コンテナターミナル会社が事業主となり、プライベートバースとして台北港コンテナターミナルが整備されます。

台北港コンテナターミナル工事その1では、航路浚渫を行なうとともに浚渫土を埋め立て、オーバーパナマックスの大型コンテナ船が着岸できるよう長さ1400m、マイナス15.5mの岸壁を備えたコンテナ埠頭やターミナルヤードを建設します。将来さらに拡張してマイナス16m岸壁とする計画もあります。

このうち当社は、1千5百万m³の航路浚渫と埋立工事を、元請会社である台湾の大棟営造(Big-Beam Construction Co.,Ltd)から日本円換算約20億円で受注しました。契約日は9月7日で、工期は2004年9月から2006年5月までの21ヶ月です。工事には8千馬力のポンプ式浚渫船を配し、このほど作業準備を整えたので浚渫作業を開始しました。

当社は1907年に台湾海峡に浮かぶ澎湖島の港町・馬公で旧日本海軍の港湾工事を行なって以来、1914年までに3件の施工実績がありますが、台湾本島での工事は今回が初めてです。今後、台湾では商業港の拡張が期待されることから、現地で工事を進めながら情報収集体制を強化し、営業展開をはかってまいります。

台北港位置
台北港位置
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ポンプ式浚渫船による浚渫作業
ポンプ式浚渫船による浚渫作業
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