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無人化施工システム

概要

無人化施工は、火山噴火や土砂崩壊など人が立ち入ることができない危険区域において、無線伝送されるモニタ映像をみて施工機械を遠隔操作して工事を行います。
こうした施工は、雲仙・普賢岳や北海道・有珠山に始まり多くの施工実績があり、被災地での掘削・積込み、運搬、敷き均しおよび転石処理といった基本的な作業から、崩壊構造物の撤去や砂防ダムの建設などに採用されています。そのため、施工現場において、安定した無線伝送状態の確保ができる無線システムの構築が施工性に大きく影響します。
また、今後、無人化施工の多方面への適用範囲拡大にともない、施工機械の台数や施工の高度化に伴う情報量の増加が見込まれ、無線電波のチャンネル数不足や電波の干渉・混信などが大きな課題となります。

特長

シンプルな機器構成で双方向伝送を実現

一つの無線LAN上で双方向伝送できるため、ネットワーク内で混信がなく、無線伝送機器構成がシンプルです。


様々な施工条件への対応が可能

電波の反射や遮へいの影響で劣悪になる電波環境でも、各種アンテナを用いて受信状況を向上したり、中継局を設置して電波の方向を変えることで対応が可能です。また、複数の中継局を設置して施工機械が最適なアクセスポイントを選択・切替したり、光ファイバーネットワークを組み合わせれば長距離の連続移動も可能です。


各種の工法・施工機械に対応

機械の稼働状況や現場の温度など、多くのデータを伝送できるので、火山や地震といった災害復旧工事のみならず、構造物の築造・解体、海洋工事、その他危険が伴う工事へ対応できます。また、無線LANの通信方式は、国際標準化されているプロトコルなので、異なるメーカーの施工機器でも接続できます。



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